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微笑みの国タイランドでの就職日記

微笑みの国といわれるタイ王国での就職日記を掲載! タイは本当に微笑みの国なのか? 海外就職とはどういうものなのか? 在タイ21年目の私、タオの実体験を初めてタイにきてから現在までを通して書いていきます。

タオ

タイのワーカー事情

ワーカーさんの大部分が日給で、タイ人だと高卒以下の人がなることが多い、最近は外国人が多くミャンマー人、カンボジア人、あとボーダー付近に住んでいる人たちになる、タイの生産業界を支えているのがこれらの外国人ワーカーである。

外国人ワーカーは、出稼ぎに来ているためタイ人に比べてかなり勤勉ですぐに辞めたりしないし、残業も喜んでやってくれるのでとても戦力になる。

うちはミャンマー人が多く、200人近く雇っています。

このうちタイ語の読み書きができるのが10人くらい、日常会話ができるのが20人くらい、カタコトすら話せないのが100人くらいいます。

カタコトすら話せないミャンマー人はMOUという契約システムでタイに働きにきた人たちが多く、ミャンマーの中でも田舎の方にくらしていて、直接タイに集団で移住してきた人たちです。
ですから、タイに入るのも初めての人たちなんで、全くタイ語を理解しません。

ミャンマー人ワーカーの200人全員が小学校すら卒業していないレベルの学歴です。

学校は行ったことある?って聞いたら、行った事はあるが家にお金がなくなっていかなくなったと答えていた....

50年ほど前のタイも同じではなかろうか? 僕がタイにきた2001年の時はワーカーは全員タイ人で、その多くが小学校卒業でした。

小卒だったらジョップ ポー6って言うんですが、ポー3、ポー5だとかいう人もいて、それって小学校中退ってこと?ってショックを受けた記憶があります。

ミャンマー人の給料は僕の会社はタイ人と同じにしています。 
会社によっては手当てが少なかったり、ブローカーに紹介料を払っているので、手取りが少なかったりするところもあります。
うちでは残業代を含めると、月に15000Bくらいになります。

住居はそこらじゅうにミャンマー人エリアみたいなのがあって、夫婦や友達と共同して暮らしている人が多いです。

だから住居代は1人で考えると2000B以下でいけるようです。

ミャンマー人の大半が国の家族に仕送りをしているので、最近は食費が上がっているので大変だろうなと思います。

そんなミャンマー人の中にも優秀な人がいます、先ずはタイ語の読み書きが出来るレベルの人は重宝します。
全くタイ語が話せない人の通訳的な役割を果たしてもらうため、こういう人たちは特別手当をだして辞めないようにしています。

またどこの国の人でも同じですが、作業が早い人、遅い人がいますね、やはり作業が早くて覚えが早く、気の利く人は何人でも大きな戦力になります。 こんなミャンマー人を見つけると、この人たちにも特別手当をだすことにしています。

最近の話しですが、きて1ヶ月くらいなのに1年くらいいるワーカーよりも重要なポジションで作業をしている若い子がいました。

この子は将来かなり使えると思って、少し早いですが特別手当を出すように指示しました。

きっと喜ぶだろうな~って思っていたのですが、

特別手当の話をするために呼び出して説明をしだすと、ガタガタ震えだして泣き出したそうです....(;・∀・)アセ

若いといっても25歳くらいの子なんですけど、結構こういうのあります。

どういう事かというと、精神年齢が子供で言葉も良く分からないから何が起こっているか分からないので解雇されたり、国に送り返されるかもしれないと勘違いして怖くなって泣き出すんですよね....

せっかくの特別手当の話だったのですが、もう少しこの会社の事が分かってから話すことにしたらしいです。

良いことでも、他の人と違うことになるのが怖いんですね。

工場には大切な戦力のミャンマー人ワーカー、出来るだけ良い環境で働けるようにしようと思うのでした。

ただお金以外で環境をよくしてもなかなか理解してもらえなくて、他の工場が2倍の賃金出すって話聞いたら、それが短期間かもしれないのにさっと行っちゃう人もいるんですよね....難しいです(;´Д`)


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このタイミングで値下げ??!

年末は値上げ交渉で心身ともに疲労困憊して痩せてしまったのですが、年明けから元気一杯で今ではダイエットをしなくてはいけないくらい体重がリバウンドしています(;´∀`)

四半期が終わろうとしているのですが、ここまでは仕事は順調で、売り上げ利益ともに今だせる最大の値を出している。

今だせるというのは、ワーカーが不足しているのです。

発注はもっときているのですが、ワーカー不足のため80%くらいしか受けれていない状況です。

古いお客様の仕事だけはなんとかOT、OTで乗り切っている感じです。

あと50人くらいは増やしたいところです。

それでも経営が順調なのは原料価格の高騰が落ち着き、価格が安定してきたこと、今年からほぼ全商品値上げさせてもらったことにつきます。

そんな時に1通のメールがやってきました....

どっかでみた、タイ人の名前の差出人...

開いてみてぞっとしました....(;゚Д゚)

年末の値上げ戦線でめっちゃ苦労した、うちの最大のお客様の購買からのメールでした。

【年末の値上げ戦線の記事】

記事のようにやっとのことで値上げをさせてもらったので、今年は何かあったらもっと簡単に値上げしたい。

今までは年間を通しての見積り書を提出していたので、年の途中で値上げをすることができなかったため去年は赤字でも生産する商品もあった、今年は3ヶ月に1回見積りを提出させてもらうことにした。

これは去年のように、原料が急騰した時にうちが値上げをさせてもらうためにとったことである。

先日、4月からの見積り書をどうするか部下から聞かれたので、原料価格も安定しているから、

「今までと同じでいいよ」とニコニコで答えました。

その見積り書の返答のメールが送られてきたのでした。

ファイルを開けると、見積り書の価格にはすべてが赤で×がいれられており、その横には値上げ前の価格が記載されていました...

もう吐きそうです..._| ̄|○


僕が簡単に値上げできる機会を作ったのに、彼女達が簡単に値下げ交渉をする機会を作ってしまったのか....

この人たちは鬼か○○なんでしょうか?( ゚д゚)アホナン?

文頭に書いたように、うちは今生産がいっぱいで値下げ交渉してくる客の商品なんか作っている余裕はないんですけど....

こちらからの返答は決まっています(無理です)が、この交渉が長引くと発注書が遅れて生産計画が組めません、

いずれにしろうちの商品を使うしかないと思うのですが、発注がきていないものを勝手に生産するわけにもいかないし、

発注書が遅れたことを理由に納品が遅れたり、欠品してもいけないという悲惨な状況です....


ソンクラーン前なんでもっと気楽にいたいぞ..._| ̄|○

また意図的ではなく痩せれてしまうかもしれない....


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タイでどれくらいの収入があれば快適か?

たまにタイは10万円(約2万5千バーツ)あったら過ごせる!とかありますが、僕は絶対無理です(ノ∀`)w

はい、どうでもよいことでした。

本題です。

僕が最初にタイにやってきた時(2001年)の給料は3万5千バーツでした、それが駐在員になって10万バーツくらいに上がりました。

当時10万バーツくらいあれば、6万バーツくらいは貯金できていました。
※場所が田舎だったのもあります。

この時はまだタイに永住するつもりはありませんでしたが、2回目のタイの就職の時は永住しようと思って就職活動をしました。

この時にオファーしていた給料は日本の給料以上でした。

2回目は2004年でしたがその時の給料も10万バーツくらいでした、29歳の時の日本の収入より少し多かったです。
日本の収入が得れるならば、タイに永住しようと思っていましたから、日本に帰るつもりは全くなかったです。
※ボーナス2-3ヶ月、昇給が8%くらいでした。

当時の物価だと、バンコクでも5万バーツくらいは貯金できたし、昇給していく自信があったので日本より良い生活ができると思いました。

どれだけの収入があればタイ生活は快適か?

僕の考えですが、日本の収入がタイで得れて、それがほぼ続くならばタイの生活は今でも快適です。
いくらというのではなく、日本と同じ収入ならばタイの方が生活費は少し安くなるため日本に住んでいるより快適だと思うのです。
※日本の物にこだわらない生活が必要

例えば日本で1千万円稼いでいる人が、タイで400万円の収入に落ちるくらいならば日本の方が快適でしょうし、

逆に日本で400万円もらっている人がタイでも400万円の収入があればタイの方が快適だということです。



※国によっては日本の収入くらいだと暮らしが苦しい国も出てきています...某S国は駐在員の給料(基本給ベース)よりローカルスタッフの給料の方が高い日系会社が多くなってきていると聞きます。

昔はタイに来て現地採用で働くと、ほぼほぼ収入は下がって、なかなか日本の収入と同額を得るのは難しかったです。

それが今は日本の収入をタイで得ることが、結構簡単になってきたんじゃないかと思っています。

経験がなくても月に7-8万バーツで採用してくれるところも多いですし、仕事ができれば10万バーツ以上にすぐになる人もいます。

円安というのもありますが10万バーツというと約40万円、日本で月に40万円もらっている20、30代は少ないんじゃないでしょうか?

感覚としては、今の方がタイに移住しようかって考えるハードルが下がってきている気がします。

日本は去年から給料アップをするって言われていますが、しょせん10%程度のものですよね?

日本でちゃんと仕事が出来ているだと、タイだと重宝されます。

もし日本の待遇に不満があるならば、タイといわず海外は可能性はあるとは思います。

日本に一時帰国していると、日本の若者たちが(おそらく)そんな高くない給料で質のよいサービスで対応してくれます。

この子たちがタイに来たら欲しがる会社いっぱいあるだろうな~って思ってみています。

最近の若者はっていつの時代になってもいいますが、日本人はまだまだ優秀で勤勉な方が多いです。


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タイの駐在員の待遇 

前回【現地採用が数年で帰国する理由】を書きましたが、今回は今時の駐在員(35歳くらい)の待遇を書きたいと思います。

この記事を書くために自分の駐在経験は古いと思い、仲の良い駐在員たちから話を聞きましたが、すべての人に当てはまるとは限らないので参考程度に読んでください。
現地採用の給料はよく話題になりますが、駐在員の待遇も色々で、手当てや為替による手取りの変動については駐在員同士で聞き合っていました。

【給料】は日本の給料のほかに海外手当てが出る。
海外手当ては会社によってはゼロってところ(かなりやばい)もあるが、大体10万円くらいは出ている。

僕が18年前に内定をとった会社ではゼロってとこもあったし、最大で1日8000円ってところもあった。

昔は物価も安く円も強かったので、この海外手当てだけで生活して日本の給料は全部貯金している人もいたが、
今はこれだけでは生活できないので日本のクレカで支払って日本の給料を使っているという話も聞いた。

【家賃】は日本だと10万円くらいの補助が出ていたが、タイでは全額会社負担になるという。

これはどこの会社も同じでしたね、独身者と家族も来ている人とは上限は違いますが、この家賃負担がかなり大きくて助かると言う人が多いです。

家賃は独身で3万バーツ台、家族がいたら5万バーツ台~って感じのイメージです。

【車】は営業はドライバー付きで出るところも多いですが、移動する必要がない職種や職場だと出ていないところも多いです。
土日も使えるところもあったり、自分で運転しないといけない、してはいけないなどルールは様々です。

【保険】は完全に海外旅行保険に加入されます。

【一時帰国費用】は年間1回は費用が全額でます、家族分も出るところも多いみたいです。
ソンクラーンだろうが年末だろうが、JALだろうがANAでも個人で選べるのでみんな早めにチケット取っていますね。

【接待費】はこれは昔に比べてたらだいぶ減っているイメージです、ただお客さんと一緒にいくゴルフ代や飲食費は出る会社がまだまだありますね。 
ゴルフ行ったら会計するとこに、いろんな会社の名刺が領収書にくっついて並んでいますね。

今は円安で海外手当てがバーツに支給されるときに減った、日本の給料をバーツにすると少なくなったと嘆く人も多いですね。

10年以上前の駐在員のことを良き時代の人たちって呼んでいるのが印象的でした。

節税のために保険に入ったりファンドを買っても節税された分が本人に返ってくるという会社はかなり少なく、税金対策に興味があまりないようです、当たり前か...

35歳くらいの人は日本で共働きが多く、駐在員になると奥さんが会社を辞めて帯同するってケースも多く、日本に帰ったら奥さんは就職活動をしないといけない人もいます....


国によっては駐在員より現地ローカルスタッフの給料の方が高いところも出てきますが、タイはまだまだ多くのローカルスタッフとは大きな差がありますね、ただ現地採用の中では駐在員以上に稼いでいる人もいるんじゃないでしょうか....

駐在員の多くが任期がありますが、最初から駐在するってことで採用された場合や現地採用から駐在員になると任期は無期限になるので、僕はこの駐在員のポジションが一番熱いと思っています。


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タイの現地採用が数年で帰国する理由

よく言われるのがタイの現地採用は数年で大半は日本に帰ると言われています

実際に10年もつ人はなかなか少ないと感じています。

帰国する理由はなんなんでしょう?

一番の理由はお金だと思っています。(;´Д`)
※もちろん他にも多くの理由があるとは思います。

駐在員と現地採用の給料や待遇の差に嫌気をさして帰るのではないでしょうか?

一方で帰任する駐在員の9割くらいは、もっとタイにいたかった~って言います。
その理由はタイに居た方がお金が貯まるというのもあります。

現地採用ですでに帰国した人、駐在員と同等の給料と待遇であれば帰国しますか?( ゚Д゚)ドウ?

僕はこの駐在員との格差に我慢出来なかったです。

それは22年前にタイで職探しをしていたときに感じました。

そのきっかけは

当時パソナという人材紹介会社に登録に行った時に、担当の日本人が

駐在員は王様って言われているけど、現地採用も駐在員を見なければ楽しいですよって言いました。

この時に僕は、現地採用ってだけで給料や立場が下になってしまう現実を知ってしまった。

この日本人は受け入れているけど、僕は受け入れられないと思った。

だって駐在員より僕の方が仕事ができる可能性もあるのに、ずっと駐在員の下なんておかしい。

だから面接の時に駐在員になれるかどうか聞いて、なれると言われた会社に入社した。

そして実際に3ヶ月で駐在員になったし、給料もその時点で現地採用で入社した金額の3倍くらいになった。

その会社を辞めた時に転職活動するときも駐在員候補で仕事を探した。
※日本で探すと結構あるもんです、ただタイ語や技術が必要。

今の会社はタイ企業なので駐在員はいないが、入社する時は一般の駐在員以上の給料で交渉して採用してもらった。

駐在員に現地採用だから高いところ(居酒屋やゴルフ場)あんまりいけないんでしょ?ってマウントとられて実際にそうだったら辛すぎる。


給料もそうだけし、立場的に駐在員が帰任しても新しい駐在員が上司ってのも馬鹿らしい。

だって自分の方が色々知っているのに。


僕は22年前のパソナの日本人の一言が今でも強く残っています。

この日本人、僕を面接してから1年後くらいに日本に帰国していました...


駐在員より給料は少ないても、一般のタイ人よりかは全然多いし、物価は安いので楽しいって言っていたのに...
※時代は変わって、一般のタイ人の給料も上がってきて物価も高くなってきている今は楽しいのか?

僕がもしこの日本人に出会わなかったら、何も考えず現地採用として就職していたかもしれない。
それだったら、コラートであんなに苦労しなかったけど、数年で日本に帰国して日本で再就職していた可能性もあると思っている。

もちろんお金だけではないです、タイで仕事以外に楽しみや生き甲斐を見つけられた人はずっと幸せに生活されていると思います。


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