微笑みの国といわれるタイ王国での就職日記を掲載! タイは本当に微笑みの国なのか? 海外就職とはどういうものなのか? 在タイ13年目の私、タオの実体験を初めてタイにきてから現在までを通して書いていきます。
2005.12.08
タイで働く日本人の多くはタイ人と働くと、こんなことを言う。

「ほんと、タイ人は馬鹿だよ」
「タイ人に任せたら、大変なことになったよ」


タイは先進国じゃありません、また物価もとても安い。
だから、日本人はタイで工場を建てて、タイ人を安い賃金で雇い、利益を得ている。
タイ人は日本人から仕事、技術提供、教育を受けたいと思っている。
日本人の中には、タイ人に何も教えず、仕事をやらせて、失敗したらタイ人のせいにする人が少なからずいる。

何も教えなくて、日本の常識で仕事が出来るタイ人はほとんどいない。
なぜなら文化が違うのである。だから、日本の常識で仕事をしたいならしっかり教えて、管理しないといけない。

ミン君の肩書きはアシスタント生産マネージャー
あるライン替えの日、工場がバタバタしていた。

( ゚Д゚)  なんだ??
スタッフが集まっている。 その輪の外にミン君がいる。

タオ「どうなってるの?」
ミン君「…○×○×」

( ゚Д゚) 意味が分らない??
スタッフに確認すると、問題が発生してミン君に尋ねても何の返事も返ってっこないので、いろいろ試していたそうだ。

タオ「それで、見てるだけなの?」
ミン君「はい、何していいかわからないです」

('A`)  あんた、この子達の10倍以上給料もらってるんでしょ…

日頃は、タイ人は馬鹿だとか、いい加減なことばかりするとか文句を言っているミン君。 

僕はこの子達のほうが立派だと思うよ、ちゃんと問題に向き合ってるからね。 
問題が起こったら、日頃馬鹿にしているタイ人に任せるあなたはタイ人以下ですよ_| ̄|○

もちろん、僕は大激怒 ヽ(`Д´)ノ
この日から、僕はミン君の仕事ぶりに?を感じ始めた。

しかしミン君は特にここで働きたいわけでもない、悩むところである_| ̄|○

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2005.12.12
僕のミン君への教育成果は思わしくない('A`)
彼には頑張って認めてもらおうという気がない。

僕が日本で新入社員の頃は、早く一人前の仕事を与えてもらうために上司に与えられた仕事を、早く正確にこなして報告して、もっと仕事下さいって感じだった。( ゚Д゚)
そして、僕の後輩になった新入社員の人たちも、僕と同じだった。

普通、新入社員ってやる気がみなぎってるでしょ!?

しかし、このミン君…全くそんなやる気が無い(T.T)
この刑務所だから、やる気が無いんだといわんばかりのミン君。

しかし、この極悪の環境下でも、仕事は仕事だし駐在員としての給料ももらってるんだし、与えられた仕事はしっかりこなさないといけない。

どうやれば、この人がやる気が出るんだろう?
それとも、この人はこんな感じの人でどうしようもないんだろうか?

日本でならこんな人は、放っておくのだが、ここはコラート、そういうわけにもいかず…試行錯誤する。

タイ人スタッフからも不満の声が( ゚Д゚)あんな、上司要らない

ミン君の肩書きはアシスタントマネージャー

肩書きでは、彼の上にはその他の日本人と5名くらいのタイ人マネージャーだけだ。

しかも、ここは日系。肩書きだけの上下関係ではなく、基本的に日本人はタイ人の上司なのである。

要するに、タイ人スタッフがミン君を上司と認めないのだ('A`)
以前いた、Tさんもタイ人スタッフから馬鹿にされていた。
こうなると、タイ人に指示が出せなくなってしまう、指示しても言う事を聞いてもらえないのだ。
この基本的なことが出来なければ、タイで仕事などできない。
タイで1人で仕事をする生産管理職の日本人など、必要ないのである。
数十人、数百人の人の上にたってもらってはじめてタイ人の十倍以上の給料をいただけるのである。
タイ人が5人いても何も教えなければ、日本人1人のほうが仕事が早いだろうが、しっかり管理すればタイ人5人は5人力であり、さすがに日本人1人で勝てない。 

ミン君…工場で仕事してるけど、すごく日本語が堪能なタイ人作業員がいるようなものなんですが…_| ̄|○

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2005.12.14
僕が日本で働いていた頃の上司は、僕がもし間違ったり、失敗したら僕に改善策を教えてくれたり、相談に乗ってくれたり、教育という意味で怒ってくれた。しかし、上司がその上司に報告するときは、誰が失敗したとか間違ったから出来なかったというような報告はしていなかった。僕たちの代わりに、その仕事の難しさを説明してくれたり、謝ってくれていた。

僕は上司とはそういうもんだと思っていたし、今でもそう思っている。

日本兵は違う( ゚Д゚)
日本兵から社長への報告例

「○○さんに任せていたら、失敗しました。」
「何度も、報告しろって言ったのに報告してこなかったから、改善もできませんでした。」
「○○さんには、荷が重いんじゃないですか?!」

しかも、社長がいないときには、その本人にも罵声を浴びせる。
社長は日本兵の報告を聞き、日本兵の部下の評価を下げるだけで、日本兵の指導の仕方の評価は下がらない。

おかしい('A`)

僕は日本で教わった上司のやり方を貫く( ゚Д゚)
ミン君が失敗しても、間違ってもミン君に対して怒ったりはしたが、社長への報告には自分の監督不届きだと報告した。

しかしミン君…反省の色が全く見えない…。

挙句のはてに…

ミン君「じゃータオさんはできるんですか?」( ゚Д゚)
やってみせて上げる。
だって、僕はここに来て叩きあげで工場長になったんだから、一応出来るし('A`)

ミン君「それぐらいでいいんですか?」( ゚Д゚)
なんとも頭にくるいいかたである、ほんとわがままな中学生くらいの子を相手にしている感じである。

タオ「はい、このくらいのレベルでいいんでやってくださいよ、そして僕より出来るようになってから、生意気なことをいってください」

そして、やっぱり出来ないミン君 ('A`)

日本の上司! 僕はミン君を日本兵からかばいながら、育ててあげるほど器量が大きくないかもしれません。僕も相当生意気でしたが、ちゃんと出来てましたよね?

えっ出来てなかった?? ミン君と同じだった??
日本兵からミン君がした失敗について文句を言われ、社長にも生産の遅れについて刺される毎日。 

…_| ̄|○   

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2005.12.19
押して引いて、あの手この手でのミン君に仕事の意欲を出してもらおうと試みたが、やる気が無い者にいくら教えても無駄だった( ゚Д゚)

遂にその時はやってきた。恒例の3人会議。

社長「ミンはどうだ? 相変わらずなのか?」
日本兵「僕は最初から使えないと思ってましたよ、無理ですよタイ人を怖いとか言ってる人間に、タイ人の管理なんて」( ゚Д゚)
※ミン君はタイ人に指示が出来ない理由として、外国人が怖いっていっていた。
社長「タオはどう思う?」
タオ「この会社は、新人に即戦力を求めますよね?逆に、即戦力にならない人間を下につけられて、そのことで文句を言われるようでしたら僕は面倒見切れません」
日本兵「タイ人も、彼を必要としてませんし、士気が下がっています」
タオ「まータイ人が、ミン君を逃げ道に利用していますね、失敗したらミン君が指示したとか、ミン君は見ていたとか言い訳をします。」

社長「でもな、俺は新人を育てていきたいんだよ」( ゚Д゚)
(;´Д`)何言ってるんだよ、この人…

僕たちは知っている、ミン君は日本の社長が直々に採用してタイに送ってきた、いわばホープなのである。 TさんとかRさんとかGさんとは違うのである。 もし、辞めさせたり、辞めたりすると問題なのである。

日本兵「じゃー育て方を見せてくださいよ」( ゚Д゚)
社長「なんで、そう極論なんだよ」( ゚Д゚)

それから1時間後くらいに、どうしようもなくなった、社長…
結局、ミン君は社長の直属で教育されることとなった。

それほどまでに、日本の社長が気になりますか?_| ̄|○

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2006.01.23
社長からの冷たい、お言葉を受けてミン君は暗闇にちょくちょく行くようになる。

ミン君「飲まなきゃやってられないですよ、ヒックッ」(。´Д⊂)

暗闇の中の地面には、ミン君が飲み干したと思われるウイスキーの瓶が転がっていた(゚Д゚)ハッ

聞くと一人で1本全部、ラッパ飲みしたという

このあたりから壊れ始めてきたミン君

しかし、僕もミン君をかまっている余裕はあまりなかった

なぜなら、バーベキューというのはなかなか肉が焼けなかったりして、焼けるのを待っている時間が長い、会話がない僕たちにとって、厳しい環境である('A`)
よって、僕もどんどんアルコールが進む、
乳製品飲んでてよかった(T.T)
そういうことで、僕も日本兵との会話に苦戦している間、ミン君はすでに泥酔していた。

ミン君がいない(゚ω゚; 彡 ;゚ω゚)

発見(゚Д゚)ハッ 暗闇の茂みの中で倒れていた

ウイスキーを2本くらい飲み干していた

顔にちょっと水をかけてあげる(゚∀゚;)

ミン君「なんすか?」起き上がるミン君そして復帰

社長「おい!ミン、飲んでいるか?」
ミン君、マイクを握り締めて
ミン君「はい、社長も飲んでいますか?乾杯しましょう」
o(`ω´*)oイェーイ


壊れている…(゚∀゚;)

再びミン君がいない(゚ω゚; 彡 ;゚ω゚)

今度も暗闇の中で転がっていた…

水をかけてあげる…動かない…

日本兵が大量の水を頭にかけてあげる

ちょっと動いた…生きている…

食事が始まって3時間後、ミン君はスタッフに担がれてホテルに連れて行かれた

ミン君の司会終了(T.T)

翌朝、朝食時にも彼は起きてこなかった。 日本人は車で帰宅するのだが、ミン君はそのまま残って、タイ人とバスで帰宅することとなった。

これが、この会社の社内旅行です

来年の社内旅行までには絶対出所してやる…

去年もそう決意したはずのタオであった…_| ̄|○

毎度あり(。´Д⊂)↓ 
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