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9年目のタイでの挫折(3)最終話

2010年08月17日

ここ1年くらい、昇級のテストが実施されていなかったのです

担当のスタッフに聞くと、日給の人は昇級すると責任が重くなり、昇級したがらない。

ポジションがあがれば、給料があがる。 

その代わり、責任や仕事の質が変わってくるというのは当たり前のことだ。


誰でも、何もかわらずに給料があがるのならば、手放しに喜ぶだろう<丶`∀´>

実際に、月給になったスタッフを見て、その下で働いている人があんな風になりたいと思わなかったということだ。

確かに、普通の日給ワーカーならば気楽だし、会議なんかに出席することもない、しかしスタッフとして人を管理する立場になればそれは別だ、部下の管理はもちろん、上からもいろいろと指示がきたり、時には怒られることもあるだろう。

なりたいものがいなくなった経緯にはもう一つあった、当初このシステムを導入した時には作業員に、この制度についての講習会を開いた。 

給料、休み、ボーナス、福利厚生などの違いを説明して将来のために頑張って昇級テストをパスしてもらおうとしようとしたのだ。

しかし、実際に月給になったスタッフやその上司にあたる大卒のスタッフは、そんな良いところの説明を一切していないことが分かった、作業員の中には待遇は同じだと思っていたものもいたぐらいだ。

なので、あんなしんどいポジションにはなりたくないと思われていたのだ。

その件に関して、上司にあたるスタッフを呼んで会議を開いた。

結果、一部のスタッフからは、月給になりたい人なんていません!なんていう奴までいた。

では、日給から月給になったスタッフを全員、日給に戻してもいいのか? その代わり、仕事も日給のスタッフと同じ内容にするのか? ということになる。

しかし、実際に月給になったスタッフはそんなことは望んでいない、ただ彼女達は日給の作業員には、月給になったことでしんどくなったことばかりを、部下や友達に話していることも調査で分かった。

とても残念だった('A`)

僕は彼女達には、「実際に月給になって待遇が良くなった、責任も重大になり大変だけども、やりがいは感じる」くらいの話を部下や友達にしてほしかった。

しかし、それは僕のエゴでしかなかったのかもしれません。

今年は工場を増築しているため、スタッフの増員をしなくてはならない。 そこで、今までずっと頑張ってくれている日給スタッフにチャンスをあげたかったのだがなりたい人がいなければ話にならない。

ここでまた1からみんなに説明してもいいのだが、数年たてばまた同じ結果になると思った。

はたしてタイ人にはどんな感情がはたらいているのかは分からない

ひょっとしたら、タイ人には僕が考えるより学歴社会の考えが強く、低学歴の人に本当はチャンスなんかあげたくないのか? また実際に月給になったスタッフも、自分だけよければ他の人の将来なんてどうでもいいのか?

日給の人は本当にサバーイ、サバーイで将来なんてどうでもいい、今が楽しければなのか? 

考えることはいっぱいあります、しかしなんかもう疲れたというのが本音です

学歴通りにポジションを与えたほうがらくです。 

なんか長年教えてきたことが理解されていなかったこと

皆にチャンスを上げたかったのが、それはエゴたったのかと思わされたこと

僕は皆に言いました

「ではこの制度はやめましょう、そして日給に戻りたい人がいるならば戻しましょう、これから大卒を大量採用して新しい組織をつくります」

このことによって、人件費があがり普通のスタッフの昇給も他のグループ会社と同じになってしまうことも説明した。 

こう決めたのだがその後も、本当に頑張りたい人もいるんじゃないか?と思ったら残念でしかたがないです

タイに来て9年、なんか初めて挫折感でいっぱいになりました_| ̄|○

しかし、考えをあらため本来の目標、事業を成功させることは絶対に挫折しないと改めて誓いました。


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コメント

Re: 続けてみること

えんどうさん>貴重なご意見ありがとうございます。 僕もちょうど10年目です、なんかちょっと疲れてきたというのが本音です。 そこまで頑張らなくても、いいんじゃないの?って思います。 それでも最近ちょっとモチベーションが上がり気味です。 頑張ります。

続けてみること

こんにちは。ワイワイタイランドの遠藤です。
タイ王国とタイ人に関わって23年目です。
日本国内の多くの一般タイ人の意識、タイ国内の自社のタイ人社員の意識が変わってきているような気がしました。

でも、ひょっとすると変わったのは自分なのかもしれません。

僕もタイに関わってちょうど10年くらい経ったときに、“なんかもう疲れた”と感じたことがありました。

でもそれを乗り越えたら、前よりももっと楽しくなってきました。

自分がこうやりたい!と思ったのはなぜか。

それをいつも思い出して、続けてみることを、僕はお勧めします。

頑張ってくださいね。

僕も頑張ります。


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No title

titoさん>コメントありがとうございます。 女性と男性の違い、とても分かります。 弊社の作業員の90%以上が女性なのもその理由です。
先輩後輩もありますね、これは日本もではないでしょうか? 年功序列、僕はこれが納得いかなくて日本を脱出しました。
これからもタイでお互い頑張っていきましょう!

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No title

自分もタイに来て、すごく学歴社会なのにびっくりした一人です。
当初は、オフィス業務は専門学校卒以上でないと就けないという社内ルールもあったりして。
ただ実際に面接してみると、高卒と大卒・専門学校卒の子とでは差があるように感じますので、結果的にオフィスは専門学校卒以上の子だけになっています。
現場業務については、ウチは量産工場ではなく未経験者の採用自体が少ないのですが、女の子の未経験高卒はスクスク伸びていき、男の子は試用期間中に全滅でした(苦笑)。

もう一つのタイ独特の風土(?)として、年上や先輩が上というのがありますが、これについては半ば強引に改革し、ぶち破りました。
(入社初日の娘を年上ばかりいるグループのリーダーにつけるなど、明らかに実力差があったんで。この娘は今もがんばってくれています。)
最初はあの娘のほうが後から入ったのに何で私より評価が上なのよ!っていう妬みが聞こえてきましたが、今では年下で経験が少なくても実力があれば上になるのが当たり前になっています。

でも試行錯誤は続きますね。

No title

♯さん>とても分かりやすい考察ありがとうございます。企業として成長していきたいのですが、自分だけ出来ると思われたいという意思が働き、下が育たない、育てないという感じすら感じます。 とても残念ですが、結局直属の部下しか成長していないのが現実です。
ほんと難しいです。

TAZさん>そうですね、これは政治、タイの国そのものような気がします。 上の人間と下の人間が生まれた時点で決まっていて、それをお互いが受け止めている...
努力でなんともならないところが、あります。

tokutokuさん>高卒と大卒の差、僕が思った以上に大きいです。 日本だと、バイトなんかでは高卒のお兄ちゃんの下で大学生が働くなんて普通ですよね、タイではそれすらない気がします。 大学生のほうが、高卒従業員より偉いって...

三河男児さん>はじめまして、タイに来られたいんですね、いろいろ大変なこともありますが、僕はタイでの仕事が好きです。頑張ってください!
 

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初めまして

たまに拝見させてもらってます。
現在の会社で海外出向を目標にしているので実際の現地の情報等、参考になります。

自分の会社もタイに工場がありますし、製造業のタイでの実態が分かり思わず書き込みさせていただきました。

また色々と現地の生情報を更新待っています。

No title

タオさん 色々とご苦労されていますね。
私もタイに住んで居ますが、やっぱりタイ人はタイ人ですね
日本人には理解に苦しむ事が多々あります。
それでも、比較的高学歴のタイ人は日本人の感覚に近い
ものを持っている様に思います。
それはやはり教育でしょう。親、先生、親戚、地域社会
から日々受ける影響には逆らえません。
大卒者と高卒者の意識のレベル差はしょうがないでしょう。
タイの会社はそこの所が良く解って居るので学歴重視なんでしょうね。
でも他の会社と同じ事をやって居ればドングリの背比べで
すから。
その挑戦が会社を発展させる力に成るかもしれませんね。
勇気が要ります困難も伴いますしね。

No title

今回は自分を含め、多くの方が感じられてきた事では
ないでしょうか。私もタイに来て挫折感を味わいました。

タイ人の本質というか、感情の奥底はなかなか聞き出す
ことが出来ないとは思うのですが、まさにこの国の政治
の動きそのものが、個人にも当てはまるのではないでしょうか。
どの国でも権力と共に私利私欲が強くなる事ではありますが、
ミクロな世界でもコミッションやバックマージンの要求等、学歴に
関係なくごく普通の事として蔓延っています。

この国の人達の「表に出ない」本質である、階級意識や
極端な個人主義など、社会において日本人の求める姿と
極端に相反する事が一番の難しさではないかと思っています。


No title

>ひょっとしたら、タイ人には僕が考えるより学歴社会の考えが強く、低学歴の人に本当はチャンスなんかあげたくないのか? また実際に月給になったスタッフも、自分だけよければ他の人の将来なんてどうでもいいのか?

私としては、上の部分がまさに核心を突いていると思います。
残念ながら現実としては「高学歴である己の自尊心が許さない、この待遇を他人には体験させまい、常に己が優位でありたい、他人を同等とさせまい上がらせまい」という感情が働き、結果として後輩や部下には否定的な言動しか発さず、職場や地位に対して負のイメージを植え込む。
そして後輩部下の意欲を削ぐことによって、自らの地位を維持しようとする。
このような思考や行動形式はタイでも大いにしてありますが、実際のところどこの国や組織でも見られることだと思います。
マイナスイメージの吹聴だけならまだしも、さらに酷い場合になると低学歴、もしくは出身地を理由に「あらゆる虐め」を行うケースも見受けられますね。
難しいですね。
企業単位でみれば、一致団結して目標を達成しなくてはならないのに
職場単位でみれば、出世や好待遇を獲得するべく個人間の争奪戦が存在していますから...

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