タイ現地採用 2 (タイ企業)
今回はローカル企業いわゆる、タイ企業での現地採用についてです
僕は駐在員を辞めた後に、ある日本人の紹介で今のタイ企業に入社することになりました。
この日本人の紹介がなければ、入社していなかったかもしれません。
だって、タイ企業でしょ?(・A・)
入社前のイメージ
・僕以外はタイ人なので、タイスタイルで仕事を行わないといけない。
タイ人の仕事スタイルは僕には合わないので、いわゆるマイペンライ精神の仕事ですね、自分だけが浮いてしまうのが不安だった('A`)
・今まで、日系だったから日本人というだけで優遇されていたものが、すべてなくなる。
例えば、運転手付の車だとか、外国人用の住まいとか、海外保険である
・タイ企業だから、給料が安い。
タイ人の僕くらいの年齢だと、せいぜい2万バーツくらいの給料であるから、僕も多くとも5万バーツくらいしかもらえないと思っていた('A`)
入社後
・僕以外はタイ人なので、タイスタイルで仕事を行わないといけない。
完全に僕流のやり方を確立し、それを評価してもらえる環境だった。 確かに他のグループ会社からすると浮いているが、幹部達は僕のやり方を見習うよう他の会社に指示している(・∀・)
・今まで、日系だったから日本人というだけで優遇されていたものが、すべてなくなる。
別に自分で用意できることだし、特に不満なし(・∀・)
・タイ企業だから、給料が安い。
入社当時から、駐在員当時の給料は保証してもらっていたし、毎年の昇給は日本の数倍である。
よって駐在員時代より良い待遇である、この分を海外保険や住居に回しているのでなんら不満はない(・∀・)
僕の会社の良い点(これはタイ企業の良いところではない)
・完全に1つの会社の経営を任せてもらっている。 利益さえ出ていればなにも言われない。
・経営さえ問題なければということで、休みなどは好きなように取れる。 もちろん長期休暇で2週間くらいもOKである。
・将来、会社の経営状況次第では独立もありえる。 もちろんグループ会社のひとつではあるが。
悪い点
・やはり完全タイ企業なので、タイ人幹部との価値観の差が時々ある。
・外国人が高給をもらっているといことで、常にプレッシャーを感じる。 もし、経営がうまくいかなかったらと考えると、COOL…(;゚∀゚)
知り合いの中にも、タイ企業で勤めている人は結構多い
そのほとんどの方が技術者であり、そしてかつ日本人顧客の窓口として活躍している
また共通していえることが、日系企業での駐在員時の技術者や工場管理者としての実績を認められた方が多く新人はもちろん、タイでの職歴がない人はほとんどいない。
これはタイでの仕事の適応能力を、タイでの実績により評価するほうが確かだからだ
僕の場合は日本での大手企業の開発の経験とコラートでの工場長としての経歴が評価された。
BOSSが僕を紹介する時は、「日本の大手企業○○○の開発をやっていたタオです」と必ずいうので、タイの経験だけでなく、日本の経歴も今の会社に採用されるにあたって、重要だったのだと思う。
これらの方の就職先は、駐在員時代に商売のあった会社や、OEM生産を委託しておりインスペクターとして駐在していた会社など、駐在員時代に身近で付き合っていたタイ企業の社長が駐在員の任期終了間近に声をかけて転職するケースが多い。
実際に、仕事ぶりを見ているので安心なのであろう。
こういう方々のほとんどが、日本で働くよりよっぽど楽しいし、やりがいがあると言っている。
ただ給料はまちまちのようだ、駐在員待遇と同じかそれ以上の方もいるが、平均の現地採用の給料の方もいる、しかし多くの方が駐在員経歴を持つ40歳以上の方なので、貯蓄のほうはそれなりにあるようで、給料が少ない方はそれなりに蓄えがある。
こないだ、駐在員をしていた友人がタイ企業に転職した。 タイ有名メーカーなのだが、先日雑誌で写真入りで、その友人が紹介されていた。
日本の○○○で働いていて、今はタイの○○○で技術者として開発に取り組んでいると…
その写真の彼の笑顔は充実していました( ´∀`)
こう書くとタイ企業を薦めているようですが、就職はお見合いです、自分にあった会社がきっとあるはずです。

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