タイの中途採用
これはタイで働いていると、誰しもが感じることではないでしょうか?
日本人もよく転職する人もいますけど、タイでは当たり前のように転職しています。
日本では転職回数が多かったり、勤務年数が少なかったりするとマイナス評価になりますが、タイではそれほどマイナス評価にならないことも、転職を気軽にできる要因の一つです。
タイ人はなぜそれほど転職するのか?
忍耐が足りないのか? それもあるかもしれませんが、雇い主側の責任もあるのです。
例えば、タイの昇給は平均で6%くらいです。(2008年度)
僕は決して悪くない数値だと思います(・∀・)つ
マネジャー級の100,000バーツの人ならば 6,000バーツ昇給するわけです。
この調子で昇給し続けると、10年後には約180,000バーツになります
新卒で10,000バーツの給料の人だと、600バーツの昇給です。
10年後で約18,000バーツです。
あれ?いつになったら、100,000バーツになるんだろう?
30年働いても5万バーツちょっとの計算になります。
では、タイ人で10万バーツをもらっている人はどうしたのか?
コネとか学歴とかもありますが、実力で上がるのは難しいでしょうね。
コネがない人は 実力+そう転職をするしかないのかのしれません。
10万バーツは多すぎでも、3万バーツくらいのタイ人はざらにいます。
しかも20代で、どうやっているんだろう?
10,000バーツの人が1年経っても昇給後10,600バーツですが、10,000バーツの人が1年働いて転職したら、12,000バーツ~15,000バーツの希望給料で転職活動します。
それを受け入れる企業が実際多くあるのです。
例えば26歳、入社3年目のスタッフの給料が12,000バーツだったとします。
しかし、転職してきた同じく26歳の子が15,000バーツをもらっているといことは普通にありえます。
日本のような、年齢によっての給料システムがないのです。 これが実力主義だというのであればそれはそれでいいのですが、実際は転職組みと生え抜き組みでは生え抜き組みの方が使えることが多いです。
そうすると生え抜き組みは、やる気がなくなり転職することになります。
転職組みに、転職を薦められるケースもあると思います。
実際、人事をみているとこれには頭を悩まされます(;´Д`)
だから、僕はよっぽどでない限り、中途採用は採用しないようにしています。
そして昇給は実力、結果重視!(`・ω・´)
タイ人に転職が多いのは、雇い主側の責任もあります。
今、まさに昇給査定、真っ只中!文句がでないようにしなくっちゃ...(゚Д゚ )
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(゚Д゚)ハッ まだあった!


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