タイの病院食 2
そして、特別食といって食事に制限のある人のための食事は、常食を展開させて作られるのが普通である。
僕の特別食はLOW FAT 低脂肪の食事が出されていた。
たとえば、
天ぷらうどんなら、海老の天ぷらがすべてムキ海老のボイルに代替されていた。
しかも、8匹くらいのっていた、食えねーし(;´Д`)
コロッケなら、衣を付けないでコロッケの具だけを蒸したのもが出てきた。
これがコロッケと分かるのに、2週間かかった。それは2回目のメニューで登場したときだった(;´Д`)
そう、決しておいしいものではないが、治療食なので仕方がない 頑張れ!
また、日本食を選択したら、主食は日本米が付いてくるのだが、当初僕のメニューにはタイ米で作った日本風のおかゆが出てきた。
タイ米は臭いが強く、日本食には合わない、しかも弱っているときには食べれるものではない。 その昔、日本兵が日本食レストランで親子丼を注文したら、ご飯がタイ米だったことに激怒していたのが思い出される。
そこで、僕は医者に頼んで、日本米のおかゆに変更してもらった、さらには、おかゆより白いご飯の方が食欲がでることから、日本米の白いご飯に変更してもらったのだが...
変更後もしばしば、食事の入った箱を開けてみると、タイ米のおかゆが入っていたり、タイ米の白いご飯が入っていたりと間違うことが多かった(゚Д゚ )アラヤダ
その度に、看護婦を呼んで
タオ「日本米の白いご飯に変更してください」(゚⊿゚)イラネ
っていうと、しばらくすると食事係の女の子が取替えにやってきてくれた。
本来ならば、2回目の間違いで激怒するところだが、この食事係の女の子が可愛いかったので、許すことにした。 いやむしろ、
タオ「また間違ってるよ~、えへへ~」( ´∀`)って具合だった。
ある日、メニューにチラシ寿司とあったので、僕はかなり楽しみにしていたヽ(゚∀゚)ノチラシ寿司なら、低脂肪食の僕でも錦糸玉子以外はまったく問題がないからである。
そして、食事係の女の子が運んできてくれた食事の蓋をすぐに開けてみた。
そこには、日本米で作ったおかゆに、チラシ寿司の具が入った今まで見たことのないような食事があった( ゚д゚)ハッ
勇気をだして、食べてみたが二口目からは胃に流し込むことはできなかった。
寿司のおかゆ、この発想はないでしょ!?
この日の回診の時間に、僕がこの病院の厨房に日本人はいるのかを確認した、答えはいるということだった..._| ̄|○
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