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タオ

父親への報告

会社を退社することが決まったのだが、両親にはまだ何も伝えていたないばかりか、相談すらしていない…

家に帰っても言うタイミングが…('A`)

こういうときは母親に先にいうとあれこれうるさい、先ずは父親だろうと父親が部屋にいることを確認して、部屋をノックする


父親「んーなんやー」( ´∀`)

昔は鬼のように怖かった父親も、歳をとるにつれて優しくなった、優しいというのはそれだけ僕を信用してくれているということだということはわかっている。 それはとてもうれしいことだが、僕は父親が優しくなったのと比例して、確実に父親が老いていることがとても寂しく、切ない。末っ子の長男という僕は、父親の生き甲斐のひとつだといっても過言ではないだろう、それを知っていて僕はこの年老いた父親に今から、死の宣告ほどの告白をするのである…

タオ「いやー寝てた? あのな、日本に帰ってきていろいろと考えてやな、日本で就職をすることになったんやけど、やはりタイで働きたいという気持ちが勝ってしまった。お父さんにはここまで育ててもらってとても感謝しています…」(,,゚Д゚)

黙って聞いてくれる父親(゚Д゚)

タオ「最後までわがまま息子で申し訳ないです、タイで働くことに決めました。会社にはすでに伝えてます」(`・ω・´)

父親「そうか、お前が選んだ人生やったらそれでいい、好きにすればいい、でもいつか帰ってくると言ってくれ。」( ゚Д゚)

タオ「いや、でも多分、次はタイで骨を埋めるつもりで行こうと思っている」(;´Д`)

父親「それは今の考えやろ、もうかえってこーへんって言われたら、お父さんはなんの希望もないやんか、いつか帰ってくるかもしらんと思わせといてくれ」( ´∀`)

タオ「…わかりました、いつか帰ってくるので元気にしていてください。年に2回は必ず帰ってくるから、タイにも遊びにきたらええし…」(´Д⊂ヽ

父親「おーありがとう」( ´∀`)

タオ「お休みなさい…ありがとう」('A`)


部屋に帰って、申し訳なさで一杯になった。
しかし、自分の人生である、僕は絶対に後悔しない人生を送るのだ。

僕はその時決めた、絶対に日本で働き続けるよりも幸せになろうって…精神的にも、生活レベルも…それが出来なけければ僕はただの親不孝のばか者である。

明日は、確実に反対する母親に報告しなければならないが…


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タオ
Posted byタオ

Comments 6

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タオ

testuさん、sirirakkuさん、シロさん、しゅらくさん、一休さん>皆さんコメントありがとうございます。 ブログを書いていて、当時を思い出してしまいました。 あれから3年が経ちますが、今まで約束通り年に2回の帰国をしており、帰ったら出来るだけ両親と一緒にいる時間をとっています。 しかし、今年は仕事が忙しいのもあり1回しか帰らないでおこうかと考えていましたが、昨日今年2回目の帰国の予定を両親に伝えました。 いけませんね、すぐに自分勝手になってしまってと反省してます。 【孝行したい時に親は居ず】、僕にはまだ健在な両親がいるので精一杯できることはしようと思います。 あのときの気持ちを思い出すことができて、ブログを書いていて良かったと思える日でした。

タオ

2007/07/09 (Mon) 07:42

一休

なんとなくわかります。。。私はタイに骨を埋める!とは言い切れませんが、、、やはり日本にいる両親はタオさんのご両親と同じような気持ちなんだと思います。
切ないですねタオさん。

2007/07/08 (Sun) 17:31

しゅらく

親もさびしいんですかねぇ
俺も同じこと言われたことあるけど
「ん?じゃあ、自分が東京くればえーやんけー」と言ってしまいました^^;;
親不孝やねー

2007/07/07 (Sat) 00:17

シロ

わかります、この瞬間

親父の愛情が感じられますね。
ああ、他人事とは思えない。。。

2007/07/06 (Fri) 23:28

sirirakku

父親!

タオさんお久しぶりです。まだ何とかがんばっております。
わたしも父親が昔は凄い怖かったんですが、やはり年を取るにつれて
小さく見えて来るのが寂しく思います。親孝行したいのですけどね、
今日当たり電話でもしてみようかな、がんばって300BAHT位!!

2007/07/06 (Fri) 18:37

tetsu

おおっ!

ええ話じゃ!v-257

2007/07/06 (Fri) 14:14