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タイの定年

タイの定年は60歳です(一部まだ55歳の会社があると聞きます)

僕のグループ会社では退職の際に、手当てがでます。
基本的に解雇手当てと同じ額の支払いになります。

多くの人が定年で退職した場合、最大の給料の10ヶ月分の支払いがされます。

5万バーツの給料だったら、50万バーツがまとめて支払われます、結構大きな金額です。

日給のワーカーにも支払われ、約10万バーツくらいになります。

ワーカーさんは僕より年上の方も数人おられますが、スタッフだと現在2名だけです。

その1人が去年定年を迎えました、メンテナンスのマネージャーで僕の会社で10年以上頑張ってくれました。

本来ならば去年の時点で定年退職だったのですが、1年だけ雇用を延長しました。
※これが判断ミスだったのかもしれません。

そして1年が経ち、今年は定年退職するように伝えました。
※メンテナンス部門はみんな10年以上勤めているスタッフですので、特に業務は問題はないです。むしろマネージャーがいるからみんな遠慮している様子でした。

彼の給料は8万バーツくらいなので、手当てとして80万Bが支給されます。

しかし彼はまだ退職したくない、仕事を辞めたら何をしたらいいか分からないと懇願してきました。
※金銭的な問題でなく、第二の人生について何もプランがないという不安からでした。

僕の判断としては、今までの活躍に対しては給料やポジションで評価しており、特別に1年間同じ給料で雇用を延長してあげていましたが、彼の今の能力からすると8万Bで延長するのは高過ぎます。

こういった場合、以前は退職手当を80万バーツ支払って、給料を話し合いで決めて再雇用していたのですが、

グループ会社で問題が多く発生したので、再雇用は基本禁止となりました。

よって、退職するか、給料を調整してそのまま雇用を継続するかの2択になります。

給料が減額になってしまうと、退職した時の手当ても減ってしまいます。

彼の給料を5万バーツに減らした場合、80万バーツもらえたのに50万バーツになってしまうのです。

僕としては満額の退職手当をもらって第二の人生を歩んで欲しいのですが、減額してでも働きたいと泣きそうな顔で言われるので、仕方なく雇用を延長することにしました。

しかし今回はしっかりといつ退職するか明記して契約をすることにしました、その日が来たら笑顔でお別れできるように願っています。

人はどんな優秀でも、能力は落ちてきます、高い給料のまま定年せずに雇用を続けていくと会社の運営は難しくなってくるので仕方がないことです。

僕自身は自分でこのあたりを決めていかなければいけないので、一応70歳になったら仕事を辞めようと考えています。

それまでに任せられる組織をつくりあげていくのが、僕の使命だと思っています。

って話を友達にしたら、70歳は長すぎると言われました....(;´∀`)




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