微笑みの国といわれるタイ王国での就職日記を掲載! タイは本当に微笑みの国なのか? 海外就職とはどういうものなのか? 在タイ13年目の私、タオの実体験を初めてタイにきてから現在までを通して書いていきます。

ミン君の決断( ゚Д゚)

2006.05.19
異常な生産計画は続いていたが、この異常さに慣れてきた('A`)

僕の日課は、どの生産を後回しにするか、後回しをすればもちろんお客さまに確認を取らなければならない、このような業務を続けていた。

これは、負の対応であってこんなことをしていては、いつまでたっても生産の遅れは取り返せないことは分っていた。

しかし、社長と交渉しても受け入れられない、受け入れさせられない僕の実力ではここまでであった。

本来ならば、注文をいただくということは喜ばしいことだが…

ひたすら、注文数が減ることだけを祈っていた('A`)

ミン君はというと、生産であるラインを任していた。

前回、僕が直接管理してなんとか予算をクリアした商品である。

2回目の生産だが、しっかり生産しなければ予算は達成できない商品だ。

この状況下でも、予算が達成できない商品については社長に報告書をあげなければいけない。

この異常な状況下でもだ…。

よって、できればすべての商品が予算を達成すれば僕はこの報告書を書かなくてすむ。 書くだけならいいのだが、そのあと日本兵を含めた会議が開かれる、それがとても嫌なのである('A`)

僕には優秀なタイ人スタッフが何人かいあた、それと比べても頑張ってももらいたいのがミン君である。

タイ人スタッフが出来て、ミン君が出来ないようでは困るのである。

逆にタイ人スタッフが出来なくても、ミン君には出来てほしい。

僕の望むハードルは、2年前この収容所に来たときばかりの僕のレベルである。

与えられた予算を、自分の考えそして計画でクリアする。 これである。

予算に向かって、立ち向かうミン君。

超えられない、予算。 そこで、立ち止まってしまうミン君…。

超えられなくても、超えなくてはいけない予算。

立ち止まっていても仕様がない、考えて指示して超えなければいけないのである。

仕事外では、かわいい後輩である。 普通の会社でなら、育てられたかもしれないが…この収容所では僕に時間も余裕もなかった('A`)

ミン君に厳しい言葉をかける。

ミン君もこの状況下の中でいっぱいいっぱいであったのだろう、とりあえず生産管理の職から外れる決断をした。
実際、生産から外れたとして影響は少なかったのだが、戦友を失った喪失感はあった。

_| ̄|○

毎度あり(。´Д⊂)↓ 
アジア人気blogランキングにぽっちとな


にほんブログ村 海外生活ブログへ
スポンサーサイト
コメント
No:507|
マーさん>生産を退く=退職というのがミン君の決断です。 確かに、日本兵が昼食を作らせて、その味云々でいじめを繰り返していた時期に辞めなかったのは凄い忍耐力です。ミン君の忍耐力は、ぼくのそれと等しかったかもしれません。 しかし、すぐに辞められない、それがコラートのアルカトラズ刑務所です。 

mt908さん>応援ありがとうございます。 僕も、ミン君も負けず嫌いですw
日本兵なんかのために人生を棒に振りたくないですからねw 
2006/05/22 17:31|by タオ|タオ URL|編集
No:505|かつての私
ミン君、タオさんのことは、身につまされます。
かつて私も、同じような状況におりました。
たてても、なおしても遅れる生産計画、あーでもない、こうでもないと朝の4時まで計画をいじくったり、私自身も現場にはいり、生産を手伝ったり、計画が無茶だと現場と揉めたり、お客様にバカ、ボケ、カス、無能となじられながら(本当に全部言われました・・・泣)、仕事をしてました。(それまで10何年間、技術、生産技術しかやってなかったものですから・・・)
まあ、私の未熟さ、無力さの結果だった訳ですが、結果、生産管理からはずされ、パートのおじさんと同じ仕事にまわされ、もちろんヒラに降格させられました。
努力したつもりでも、結果が出なければ何にもならないと思い知りました。
ですから、ミン君、タオさんにはこうなって欲しくなく、どうしても幸せな人生を送って欲しいと思いながら、読んでます。
タオさん期待してまっせ!!
2006/05/19 11:41|by mt908|mt908 URL|編集
No:504|週末、休日の前夜は気分が良い!
>生産管理の職から外れる決断をした。
・・・ついにミン君も退職してしまう、ということですか???
でも、タオさんのブログを拝見して思い返してみれば、確かに業務面では、あまり会社のためにはなっていないようでしたが、それでも彼の方法でそれなりに努力はしていたと思われます。
印象的だったのは一時期、日本兵がミン君に料理を作らせていたという事実です。
あんなことやらされたら、普通、どんな人間でも怒りがこみ上げるでしょう。
気の優しい人なら、あの時点で黙って会社を去っていたかもしれない。
気の強い人なら、日本兵と取っ組み合いになっていたかもしれない。
でもミン君は何だかんだ言っても、日本兵の意地悪を受け入れて我慢していましたし。
先に辞めていった他の人よりも、ある意味忍耐強い人なのかなという印象もありました。
実際はどうなんでしょう?
2006/05/19 08:48|by マー|マー URL|編集
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

タオ

  • Author:タオ
スポンサードリンク
月別アーカイブ