僕がタイの日系の会社で現地採用として働かなかった理由
2021年06月08日
前回は【これが上級駐在員だ!】を書きました、今日は現地採用についてちょっと書きたいと思います。
僕は20年前にタイにきて日系の現地採用を3ヶ月やって、その後そこで駐在員待遇になり3年働きました。
その後退職して、タイ企業に就職して今に至ります。
僕がタイで転職(2回目)する時の条件としたのは日系の駐在員か、タイ企業で駐在員と同等の待遇で採用してもらえるところでした。
日系の現地採用は将来的に駐在員待遇にならないのならば敬遠していました、なぜか?
これが今日の本題です。
このブログを読んでくださっている方の中で日系の現地採用の方もおられると思いますが、会社も色々ありますし、待遇、考え方も人それぞれなので嫌な気分になるかもしれませんが、ここからもう読まないか読み流していただければ幸いです。
前回の記事で書いた通り、駐在員の給料は日本の給料+現地の生活手当てです、その手当てが現地採用の給料くらいあるケースが多く、同じ時間働いているのにこの待遇の差が先ず受け入れられなかったです。
受け入れられなかったのは給料の差だけではありません、
僕が20年前に初めて就職活動をした時に面接した会社は全部日系です、その面接では現地採用を見下す質問や待遇がありました。
就職活動中に駐在員との差を知った僕は、面接時にもし自分が皆さんと同じくらい働けて結果を出せれば駐在員待遇になることは可能ですか?って質問していました。
その時に可能だと答えてくれた会社に就職したわけですが、他のすべての会社は不可でした。
不可の理由は、駐在員にするのならば現地採用を雇う意味がないという答えでした、要は現地採用を雇うのは安い人件費で日本人を採用できるのがメリットということです。
面接中明らかに馬鹿にされているなと思ったこともありました、
駐在員は車が支給されているけど、タオ君はどうやってくるの? バスとか乗れるの?って聞かれました...
まだタイに来たばかりなので乗れませんと答えたら、駐在員同士で僕をタイ人と同じバスに乗せるかどうかの相談を目の前でされました。
想像してください、日給のワーカーさんと日本人の僕が同じバスに乗って通勤するんですよ、タイ人はなんでこの日本人は他の日本人と違うんだろう?って思いますよね。
現地採用だから海外保険に入れない、一時帰国費が出ないなどの待遇の差はまだ受け入れられますが、こういうのはちょっとイジメっぽくないですか?
最近、現地採用の友達からこんな愚痴をききました、コロナで売り上げが下ったので経費を削減するために自宅待機の現地採用とタイ人は給料は70%支給にする、しかし駐在員は100%支給だと...
こういう差(別)がちょくちょくあるんですよね....
駐在員と話していると自分の会社の現地採用のことを、○○はあれだからちょっとね~みたいな事をいう人も少なくないです(゚Д゚ )アイツハ
あれという部分を
こっち採用の人 タイが好きで住んでいる人 って表現する人が多い気がします。
なんか馬鹿にしてません??(;・∀・)
※本人を目の前にこういう発言をする人もいます。
僕も今の会社で働きだした頃に、駐在員の人から明らかに馬鹿にされたとこがあります。
タオ君は日頃何食べているの? 日本食とかはやっぱり高くて食べれないでしょ?
今日は僕のおごりだからいっぱい食べて、食べたいんでしょ??
一時帰国で日本に帰ったら物価が高くて大変でしょ?
どれくらいもらっているの? いくらくらいの家に住んでいるの?
悪気はないんだと思います、これが駐在員が思う現地採用なんですから。
日本人でタイ人は貧乏!って思っている人がいるのと同じことです。
駐在員は数年毎に変わります、現地採用はずっとタイです。
現地採用を馬鹿にしている上司や同僚と働くの辛く耐えられない、駐在員は選べないですからね。
人材紹介会社で面接してもらった時に、僕の担当が
「駐在員は王様のような生活をしているけど、私達も楽しみを見つけて頑張ろうね!」って言われたんです。
なんかもう身分制度を受け入れているじゃないですか...そんな身分にはなりたくないって思ったのを昨日のように覚えています。
僕が日系の現地採用で働かなかった理由
同じ会社で同じ日本人なのに身分が下だと判断されるのが耐えられないと思ったからです。
最初の就職活動の時はそこまで現地採用の身分を理解していませんでした、転職するときには自分も駐在員をやっていたので、社内の現地採用の人との差をみてきたのでよく理解していました。
もし身分を選べるならば、差別される身分より対等がいいですし、なんなら下克上をしてやれる環境ならやる気ができます。
そして最終的に選んだのはタイ企業でした、社外では先に書いたように時々気に障ることを言われたりしましたが、社内では嫌な思いはしたことはありません。
いつか駐在員が馬鹿にできないようになってやろう!って若い頃は思っていました(・∀・)イツカカツ
今は駐在員も僕に何も言わなくなりましたし、僕自身も現地採用、駐在員ってのがあまり気にならないです。
それでも万が一転職するならば、またタイ企業で働くと思います。
だって駐在員って色々日本から言われて大変そうなんだもん!(゚∀゚)アヒャ
※最後に駐在員の多くの人が良い人だと思います、僕も友達がたくさんいます。
ほんと悪気があって差別する人は少ないです。
次回の記事ではそのタイ企業で長く働ける人とは?をアップしたいと思います。
ツイッターやってますフォローはこちらです
↓ ↓
Follow @taobkk
_| ̄|○ アジア人気blogランキングへ ポチッとな
(゚Д゚)ハッ まだあった!

僕は20年前にタイにきて日系の現地採用を3ヶ月やって、その後そこで駐在員待遇になり3年働きました。
その後退職して、タイ企業に就職して今に至ります。
僕がタイで転職(2回目)する時の条件としたのは日系の駐在員か、タイ企業で駐在員と同等の待遇で採用してもらえるところでした。
日系の現地採用は将来的に駐在員待遇にならないのならば敬遠していました、なぜか?
これが今日の本題です。
このブログを読んでくださっている方の中で日系の現地採用の方もおられると思いますが、会社も色々ありますし、待遇、考え方も人それぞれなので嫌な気分になるかもしれませんが、ここからもう読まないか読み流していただければ幸いです。
前回の記事で書いた通り、駐在員の給料は日本の給料+現地の生活手当てです、その手当てが現地採用の給料くらいあるケースが多く、同じ時間働いているのにこの待遇の差が先ず受け入れられなかったです。
受け入れられなかったのは給料の差だけではありません、
僕が20年前に初めて就職活動をした時に面接した会社は全部日系です、その面接では現地採用を見下す質問や待遇がありました。
就職活動中に駐在員との差を知った僕は、面接時にもし自分が皆さんと同じくらい働けて結果を出せれば駐在員待遇になることは可能ですか?って質問していました。
その時に可能だと答えてくれた会社に就職したわけですが、他のすべての会社は不可でした。
不可の理由は、駐在員にするのならば現地採用を雇う意味がないという答えでした、要は現地採用を雇うのは安い人件費で日本人を採用できるのがメリットということです。
面接中明らかに馬鹿にされているなと思ったこともありました、
駐在員は車が支給されているけど、タオ君はどうやってくるの? バスとか乗れるの?って聞かれました...
まだタイに来たばかりなので乗れませんと答えたら、駐在員同士で僕をタイ人と同じバスに乗せるかどうかの相談を目の前でされました。
想像してください、日給のワーカーさんと日本人の僕が同じバスに乗って通勤するんですよ、タイ人はなんでこの日本人は他の日本人と違うんだろう?って思いますよね。
現地採用だから海外保険に入れない、一時帰国費が出ないなどの待遇の差はまだ受け入れられますが、こういうのはちょっとイジメっぽくないですか?
最近、現地採用の友達からこんな愚痴をききました、コロナで売り上げが下ったので経費を削減するために自宅待機の現地採用とタイ人は給料は70%支給にする、しかし駐在員は100%支給だと...
こういう差(別)がちょくちょくあるんですよね....
駐在員と話していると自分の会社の現地採用のことを、○○はあれだからちょっとね~みたいな事をいう人も少なくないです(゚Д゚ )アイツハ
あれという部分を
こっち採用の人 タイが好きで住んでいる人 って表現する人が多い気がします。
なんか馬鹿にしてません??(;・∀・)
※本人を目の前にこういう発言をする人もいます。
僕も今の会社で働きだした頃に、駐在員の人から明らかに馬鹿にされたとこがあります。
タオ君は日頃何食べているの? 日本食とかはやっぱり高くて食べれないでしょ?
今日は僕のおごりだからいっぱい食べて、食べたいんでしょ??
一時帰国で日本に帰ったら物価が高くて大変でしょ?
どれくらいもらっているの? いくらくらいの家に住んでいるの?
悪気はないんだと思います、これが駐在員が思う現地採用なんですから。
日本人でタイ人は貧乏!って思っている人がいるのと同じことです。
駐在員は数年毎に変わります、現地採用はずっとタイです。
現地採用を馬鹿にしている上司や同僚と働くの辛く耐えられない、駐在員は選べないですからね。
人材紹介会社で面接してもらった時に、僕の担当が
「駐在員は王様のような生活をしているけど、私達も楽しみを見つけて頑張ろうね!」って言われたんです。
なんかもう身分制度を受け入れているじゃないですか...そんな身分にはなりたくないって思ったのを昨日のように覚えています。
僕が日系の現地採用で働かなかった理由
同じ会社で同じ日本人なのに身分が下だと判断されるのが耐えられないと思ったからです。
最初の就職活動の時はそこまで現地採用の身分を理解していませんでした、転職するときには自分も駐在員をやっていたので、社内の現地採用の人との差をみてきたのでよく理解していました。
もし身分を選べるならば、差別される身分より対等がいいですし、なんなら下克上をしてやれる環境ならやる気ができます。
そして最終的に選んだのはタイ企業でした、社外では先に書いたように時々気に障ることを言われたりしましたが、社内では嫌な思いはしたことはありません。
いつか駐在員が馬鹿にできないようになってやろう!って若い頃は思っていました(・∀・)イツカカツ
今は駐在員も僕に何も言わなくなりましたし、僕自身も現地採用、駐在員ってのがあまり気にならないです。
それでも万が一転職するならば、またタイ企業で働くと思います。
だって駐在員って色々日本から言われて大変そうなんだもん!(゚∀゚)アヒャ
※最後に駐在員の多くの人が良い人だと思います、僕も友達がたくさんいます。
ほんと悪気があって差別する人は少ないです。
次回の記事ではそのタイ企業で長く働ける人とは?をアップしたいと思います。
ツイッターやってますフォローはこちらです
↓ ↓
Follow @taobkk
_| ̄|○ アジア人気blogランキングへ ポチッとな
(゚Д゚)ハッ まだあった!

スポンサーサイト