タクシン派圧勝!
結果、タクシン派の勝利です(・∀・)
今までもタクシン派は選挙で負けたことがありません、勝ったらなんかいちゃもんつけられて、やり直し選挙を強いられ、それでもまた勝つ、どうしても民主主義体制の選挙では勝つことができないから、クーデター、そして空港占拠なんて手荒い手段で追い出されてしまった。
そこで暫定で政権を担ったのが、アピシット氏率いる民主党、数年政治の舵ををとってきましたがあまり実績を残せませんでした、何度も総選挙をしろという話はありましたが先延ばし、理由は選挙をしたら負けるからです。
そこで去年赤シャツが、デモを起こしてセントラルワールドを燃やすという事件が起こった(タクシン派が関係しているかは不明)、ここでタクシン派の支持率が大きく下がったときに選挙に打って出た今回。
※そのときの調査だとアピシット率いる民主党有利だった。
一応、タイミングは民主党にとって良かったんでしょうね。
今回の選挙の投票率は約80%、国民のほとんどが選挙に言ったという結果です。
浮遊票も少ない投票結果
タクシン派の勝利なんです
タクシンを悪く言う日本の方も多いですが、僕はタクシンが嫌いでないです。
タクシンが政権を担っていた時のタイは勢いを感じました、当時、APECを開くにしても国を挙げて先進国に追いつこうという政策が実施されていました。
ある有力なタイ人は言います、タクシンは悪いこと(私腹を肥やす)もしたが、国民にとって良いこともいっぱいした、前の政府は悪いことしかしなかった...
一方、アピシット氏を黄色シャツ(空港を占拠したグループ)のリーダーかのように思っている人もいますが、違います。
黄色シャツはまた別の勢力で一時アピシット氏に加担していただけです。
アピシット氏の家は裕福で、別に政治なんてしなくても暮らしていけるのですが、忠義なアピシットは自分の人生をかけて政治活動をしているように僕は思うようになってきました。
※議員の給料は月に12万バーツくらいだったと思います。
僕はタクシンもアピシットも嫌いじゃないですし、今回の選挙でどっちが勝ってもよかった、それがタイ国民が選んだのであればね。
ただ、両勢力の裏でこそこそしている、旧特権階層の人間だけは嫌いです
タクシンはこの旧特権階層を取り除いて、国民と自分自身がもっと裕福になろうと考えている、
アピシットはこの旧特権階層とうまくやりながら、国の舵をとっていこうと考えている。
国民は選んだってことです、こいつら旧特権階層を排除することを
これだけ発展している国で、これほど貧富の差がある原因がここだと気づいたわけです。
ただ国民にもジレンマがあります
この旧特権階層の人間はもういらないけど、そのトップのプミポン国王は大好きなんですよね。
そしてプミポン国王も、タイ王国に問題が起きていることを悲しまれているのです。
このあたりとても奥が深いです。
僕ら日本人やタイの企業人もジレンマがあります、タイ国民が裕福になってもらいたいけれど、タイの貧困層の所得が上がれば人件費が高くなります、ちょっと小金もち気分でいたのに差が小さくなっちゃいます。
インラック氏はタイ人の最低賃金を2020年までに1,000バーツ/日(今の約5倍)、月給を30,000バーツ(今の約2倍)にすると言っています。
今の生活の特権を守りたいのは旧貴族だけではないのです...
僕個人としては、今よりもっともっと頑張って今の生活を維持しないといけないなと思っています。
今のタイの選挙はただの政党同士の戦いではなく、タイ王国がどう変わっていくかとても重要な選挙なんです
いずれにしても、国民が選んだ政党そして首相なんですから、国民以外の力でまた追い出すようなことだけはしてほしくないです。
国民のために頑張れインラク!お兄さん(タクシン)のことはその後で。
最大野党の党首を辞めてもタイのために頑張ってほしい、アピシット!
そして多くのタイ人が少しでも幸せになれるような国になってほしい。
どうせすぐに終る政権だと諦めちゃ終わりです、それをゆるしちゃ終わりなんです。
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円高、バーツ安だから、今年もタイですね。
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