Archive2007年10月 1/1
-
2007年10月01日 6
僕がヌットの扱いに困っている時調度、コラート時代の開発の部下から連絡があった。どうやら、刑務所を脱走したらしい…(・ー・)そこで僕の会社にこないかと誘ってみた。そうすると二つ返事で、来てくれる事に。早速、面接の段取りをつけるため、ベンさんに説明。社長は僕とヌットがうまく言ってないことから、昔の部下が来ることを歓迎していた。 僕は元部下に、面接は形式的なものでまー落ちることはないと思うよ、と伝えていた...
-
2007年10月03日 7
大手日系の会社に訪問メンバーとして、タオ、ケンさん、ベンさん、ヌット(゚⊿゚)えっ??なぜかヌットも…(;´Д`)お相手も副社長直々の商談、ヌット以外はすべて日本人新商品の開発の会話になり、ヌットからサンプルが提示された。正直、僕はそのサンプル依頼が来ていることは知っていたが、開発を外れたこともあり一切関与していなかった。副社長「これなんですか?たたき台のサンプルを持ってこられたのですか?」(゚д゚) 客の依頼...
-
2007年10月05日 4
次の日から、ヌットは毎日僕の部屋に数回来るようになった僕はとりあえずは責任として、開発の進め方を説明し、アドバイスを与えた。時間があるときならば、僕はスタッフにアドバイスだけして、自分で考えさせることもするのだが、期限が迫った今回のような場合は、指示書を作ってそのまま作らすのがほとんどだが、今回はアドバイスにとどめただって、ベンさんからの最後の命令はベンさん「俺はヌットの作ったもの以外は考えられな...
-
2007年10月08日 6
早速、試作品を提出。今回は、客のコンセプトにあった試作品になっている。ヌットも今回ばかりは失敗できないと、プライドを捨てて僕に試作品について何度も聞きにきたのだから、ある程度の完成度にはなっていた。副社長「うーん、やれば出来るじゃないですか? ではこちらの試作品の規格書と価格をください」ヌット「…アライ ナ …」(えっ何??)(,,゚Д゚)副社長「あれ、またですか?タオさん、どうなっているんですか?」( ゚Д...
-
2007年10月11日 9
今回の件で、ヌットの会社での地位が大きくゆらいだケンさんが社長に報告したばかりか、客の副社長からも間接的に問題があると指摘されたそこで、ヌットにメスが入った|д゚)社長が本社から派遣した、タイ人スタッフ及びケンさんによる調査が実施された内容的には、ヌットの部下、同じ部署の関係者にヌットの日頃の仕事ぶりや日常的な言動の聞き込みや、彼女の待遇などの調査である。結果ヌットの部下の中では彼女をよく思っていない...
-
2007年10月13日 3
タイで従業員を不法解雇すると、意外にややこしくなることが多い。よって従業員を解雇する場合は、2ヵ月分の給料を支払ってやめてもらうか、警告書を何通か出して、何度も言っても改善されないから解雇しますという段階を踏むかしないといけない。今回会社がとった方法は警告書の発行であった。基本的に同じ内容の警告書を3回受け取ったら、解雇されても文句をいえないというのが、うちの会社の規則である。これがタイ全土の規則...
-
2007年10月16日 4
人事から通告を受けたヌットは、あっさりと解雇を承諾したらしい。らしいというのは、この時期僕はビザの関係もあり、一時帰国していたのだ。よってケンさんから、そのときの様子を聞いただけだ。ヌットの解雇は考え方によっては、僕がこの会社に入社しなければなかったことかもしれない。そうであった場合は、彼女はベンさんの庇護の下、地位と金を得ることができたはずだ。 僕から言わせれば、恨むなら何も教えなかったベンさん...
-
2007年10月19日 2
ヌットが去ってからベンさんと僕の関係が悪化するということも、当然考えられるのだが、ベンさん側からはそういう感じはまったくなかった。むしろ、ベンさんは僕に信頼を寄せているんだとういう感じの態度であった。ベンさん「あ~タオさんに任せるよ...」( ´∀`)まー信頼を寄せているというより、恐れているといった感じでもある僕はそんなベンさんを、いっそう軽視するようになってしまった。上司なのに...( ゚д゚)僕もコラート...
-
2007年10月20日 3
小さな頃から大好きだったドラえもん!ここタイでもドラえもんは大人気!アニメはもちろん、コピー商品もでまくっている。とある場所でドラえもんファンが書いたと思われる壁画発見!!ぼくドラえもん!わたし、妹のドラミ!僕、誰だよ!?田中さん?だから大好きタイランド!毎度あり(。´Д⊂)↓ アジア人気blogランキングにぽっちとな...
-
2007年10月24日 4
少数精鋭!僕はこの言葉が好きだ。なんだかかっこいいじゃないですか!(・∀・)そして仕事に対しても実践しようとしている。要は皆が優れていれば、人員は大幅に削減される、削減された人件費は会社と優秀な人に還元される。そうすれば会社も利益が上がり、頑張った人の士気も上がるという仕組みだ。しかし、実際には精鋭だけで経営されている会社はほとんどないと思われる。そんな精鋭部隊だけで成り立つ、工場を無意識的に作ろう...
-
2007年10月30日 2
ヌット解雇事件後すべての商談、商品開発、生産、出荷、経理にいたるまで基本的に僕が管理するようになった。工場内では、ベンさんは僕の隣の席でとりあえずは朝8時から17時までは存在していた...特に何も言わないので、僕はここぞとばかりに工場を改善する作業に没頭した。ほとんどの仕事に興味を持たないベンさんだが、2つだけ得意(?)な分野があった。 そのひとつがメンテナンス!例えば、機械が壊れたとなるとすぐに工...