微笑みの国タイランドでの就職日記

微笑みの国といわれるタイ王国での就職日記を掲載! タイは本当に微笑みの国なのか? 海外就職とはどういうものなのか? 在タイ8年目の私、タオの実体験を初めてタイにきてから現在までを通して書いていきます。

大失言のクマさん

そして、第三回目の会議がやってきた。

この日は、はじめからBOSSも参加していた。

それもあり、やたらテンションが高いクマさん

クマさん「自分でいろいろと調べんたんですが、商品の売れない理由を考えてみました」( ゚д゚)

売れない?? 売らないじゃなくて?って思っていたが、このあたりは黙って聞くことにした。

クマさん「先ず、デザイン、価格、説明書などが駄目なんじゃないですか?」( ゚д゚)

いやね、僕が売っていた時はもっと変なデザインで、説明書も簡易的なもので飛ぶように売れたんですけど…

さらにクマさんの饒舌ぶりは続く

この商品は先進国以外では、かなり画期的な商品で僕らの会社の独占的な市場である。

それがである

クマさん「日本の大手○○や△△がタイに進出してきているのに、なぜ作らないのか? これは売れないからじゃないんですか?」

いやだから、売れないんじゃなくて、売らないだけだし、あと日系はタイの市場なんてみてないし

ここでクマさんは大失言をしてしまう。

クマさん「僕は、この商品の販売をやめたほうがいいと思うんですけど」( ゚д゚)

じゃーあんた何するの?(;゚∀゚)

これにはBOSSの顔色が変わった

BOSS「いや、クマさんこの商品の評判はいいよ、それに売らなかったあなたどうするの?」

黙るクマさん

タオ「BOSS、いいですよ、僕の下で回しますよやっぱり、この人では無理です、この会議はどうやって売っていくか?のはずでしょ?」

BOSS「すみませんタオさん、じゃーちょっとお願いします」

この発言以降は、僕主導で会議は続けられた。 
はっきり言って、今までの売り上げをだし、それを検討し、今後どう展開していくか、この基本的なことが出来きないのだから困ったものである。

これらをすべて僕の直属の部下にやらせることにした。

その説明をしている間、クマさんは終始無言だった。

そして、会議が終わり僕とBOSSが雑談をしている間もクマさんは部屋を出ずにその話を聞いていた、2時間くらい話していたのだが、僕とBOSSの話に頷いたり、笑ったりしていたのだが、クマさんは関係ないので出て行くのが普通なのだが、今日の会議でBOSSを怒らせたこと、僕がこの会社でどのようなポジションにいるのかがわかり、危機感を感じ、いわゆる【ゴマスリ】をしたかったのだろう。

しかし、

この日から、1週間後にクマさんはBOSSから解雇を告げられた。

そのときにクマさんは、お金がないのであと1ヵ月分給料を出してくれと交渉してきたらしい、BOSSはそれをのんだようだが…。

そんな優しいBOSSのことをクマさんは、知り合いの日本人に

クマさん「結局、華僑は人を物のように扱うんだよ、BOSSも同じだった」( ゚д゚)、ペッ

何事も難しくなってきたら何かのせいにして逃げるスタイルであったクマさん、今頃何をしているのだろう…

こうして、最初の計画とおり僕はクマさんを辞めさせることに成功したのだが、この間にも100万バーツくらいの出費があったことを考えると、安くないです。

僕はBOSSの腹心です。、BOSSにとってよくないことは僕が正していかなけらばならないんです、クマさんを雇ったのはBOSSですがそれは僕にとってあまり重要ではないです、BOSSが望んでいることができない人間、出来ないのに出来ると思わせて会社に居座る人間がいる、これを放っておくわけにはいけません。

僕は自分の部下、同僚、さらにはお客様に対してまで、厳しくその仕事ぶりを評価します。
僕が出来る人間だからではありません、 【人の振り見て我が振りなおせ!】です。自分がこんな偉そうなことを言っていると、自身もしっかりやらないといけないじゃないですか? 誰も注意をしてくれない立場になってしまった今、自分で自分を常にチェックしないといけません。

その昔、辰良 丈一郎がリング上でダウンした相手選手に対して、馬鹿にしたような挑発リアクションをしていた、また試合後のインタビューでもかなり生意気で、対戦相手に対して過小評価したコメントをしていた。

最初は面白いボクサーだな〜とくらいに思っていましたが、その数年後テレビのインタビューでこの相手を馬鹿にしたようなリアクションについて聞かれて、

「あれは、自分にプレッシャーをかけているんです、もしあれだけ言って負けたら、滅茶苦茶格好悪いでしょ。 絶対に負けれないんですよ」のようなことを言っていた。

これを聞いて、僕は辰良が本当に好きになりました。 かっこいいです(・ー・)

これを真似しているわけではないのですが、この言葉が僕の心にあるのは確かです。

あと10年後、クマさんの年齢に達した時に皆から馬鹿にされないような人間になります!(・∀・)




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タオVSクマ

第1回目の会議から、かなり日数がたってようやく、会議の連絡がきた。

【うちの○○がなかなか資料をだせなくて時間がかかりましたが、来週の火曜日に会議をひらきたいのですが、どうですか?】

こんなメールがやってきた。

僕は仕事の遅れを、部下のせいにして言い訳する人間が大嫌いである( ゚д゚)

じゃー自分で、資料を作れ!!って感じである。

そして、会議当日

クマさん「タオさん、○○の販売はどう考えていますか?」

クマさん「先ほどOEMとオリジナル商品の比率が9対1だといっていましたが、本来ならばどれくらいの比率がいいんですか?」

クマさん「どれくらいの販売量があれば、工場の減価償却は可能なのですか?」

ってな質問ばかりをするクマさん

タオ「あのですね、僕の会社の心配はしてもらわなくもいいんです、ちゃんとまわっているんです、クマさんの会社の目標販売数量、営業方法をなどを聞かしてください」( ゚д゚)

クマさん「えーいちおう、全体をしっておかないといけませんからね」(゚д゚)

タオ「はいじゃー、もう一度説明しますからね、聞いておいてください」

もう一度、このあたりの内容を説明する

そして、クマさんの番

クマさん「工場の建設費はいくらなんですか? 毎日のランニングコストは?」(゚д゚)

タオ「はっきりいいます、クマさんは知らなくていいことです、こないだ来たばかりの人にこのあたりの情報は出せません!それより、ご自分の会社のことをどうぞ」( ゚д゚)

クマさん「いや、まだ資料が全部揃っていないんですけど、とりあえずこれぐらいの売り上げをださないとうちの会社は利益がでません」

ってもらった資料は、いうなれば希望であった。 まったく、根拠がない数字が並べてあった

タオ「でっこれだけ売れるんですか?」

クマさん「まーゆっくりとやっていきますよ、まだ商品もどれだけあるのか知りませんし、売り方もタオさんに聞いてからと思っていますから」(゚д゚)

タオ「いや僕は関係ないでしょ?」(゚Д゚)ハァ?

クマさん「僕は素人なんだから、知っている人に聞くしかないんですよ、見た感じタオさんが一番知ってそうだから、タオさんに聞かないと駄目なんです」( ゚д゚)

このあたりで、僕の我慢の限界がきた

タオ「あの知らないようなので、教えてあげますけど、人にものを教えてもらう時の態度じゃないですよ、そんなんじゃ僕は何も教えませんよ」( ゚д゚)、ペッ

僕とクマさんとのやり取りをずっと聞いていたベンさんが

ベンさん「まーまー、クマさんもちょっと言い方があるでしょ?」

この発言を最後にこの日は、僕は一切クマさんに対して発言しなかった。

そして、次回の会議でクマさんは大失言をしてしまうのだった


次回に続く




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クマさんとの打ち合わせ

社員数 6名の小さな会社の責任者に就任したクマさん

小さな会社といえども、トップである。 45歳にしてはじめて(たぶん)、会社のトップになったクマさんは明らかに舞い上がっていたヽ(゚∀゚)

自分なりに、会社の問題点を考えてメールで送ってきたり、市場調査といって頻繁に外出するようになっていた。

そこで、僕は先ずクマさん政権に変わってどのように改善していくのか?を会議で打ち合わせしましょうと投げかけた。

皆に証人なってもらうために、もう一人の日本人ベンさんと関係会社のタイ人オーナーも入ってもらうことにした、もちろんBOSSにも。

そして、クマさんとの第一回会議が始まった。

先ずは、僕が今までの問題点、改善してほしい点を述べた(゚Д゚)

それに対して、クマさんは一切答えようとしなかった、というのは意味がわからないようだ。

例えば、僕の工場のメインの商品、客、そしてクマさんが何を売らないといけないのか?

このあたりを把握していない…

まーはじめなので、そのあたりを全部説明してみる。

文章で書くと相当難しいのだが、この間のクマさんの態度を例えるならば、患者の話を聞く、横柄な態度の医者といった感じである

ようは、助けてやるから説明してみ〜って感じなのである( ゚д゚)

それに腹が立ってきた僕は

タオ「ちなみに、僕はすべて一人でできるんですが、BOSSがどうしても部署を分けたいというのです、もしこれでできなかったら僕がやります、実際そのほかの売り上げの98%は僕の会社が稼いでいますから」( ゚д゚)

それに対して

クマさん「えーできるの? じゃーやればいいのに」(゚д゚)

もう一度いうが、文章で表現するのは相当難しいのだが、かなり切れそうになる言い方なのである。

ここで我が元上司ベンさんが

ベンさん「たしかに、タオ君は昔一人で全部やってたね、だからいまこれだけ大きな会社になっているんだし」

ベンさんが僕の側の意見を言い出すようになった、さすがのベンさんもクマさんの態度には頭にきていたと後に語っていた。

そして、BOSSが会議に入ってからもベンさんは止まらなかった。

クマさんの部下を新しく採用するという話題の中で

ベンさん「未経験者を採用するならば、若い人を採らないと駄目ですよ、歳をとると覚えも悪いですし、なかなか人の意見を聞けないんです」

これは、感のいい人ならばすぐに分かるのだが、次に採用する人へのことではなく、クマさんへの皮肉なのである。

という具合に、会議は前向きな話は一切でないで、第一回目を終わろうとしていた。

次の会議に向けて

タオ「今回は僕の意見を出しましたので、それに対してクマさんの今後の対策を考えてきていただきたいです、またクマさんの目標売り上げを今までの実績を踏まえて出していただきたい、日程はクマさんにお任せします」

てな感じで、次の会議はクマさんの本領を発揮しないといけない場となるのだった。




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